学校の帰り道のI駅。
壮観なほど高いオフィスビルが立ち並んでいる。
そこでは、沢山のスーツ姿のおじさんが忙しそうに競歩していた。
そんなおじさんの集うオフィス街は、本来仕事をする場所でしかないのに
すごい綺麗な建物やお店が多いのはなぜだろう。
そんな疑問を思い描きながら歩いていると、
ひときわ心地の良い風が吹く憩いの場所をみつけた。
まるでカラカラに乾いた砂漠に煌めくオアシスのようだ。
午前中の労働で疲れたおじさん達を癒すのは、日陰のある休憩所。
強い日差しの照りつけるコンクリートジャングルに、ぽつんと設けられたオアシス。
ただ樹木と格子型の天井とベンチがあるだけなのに何故かとても心地よい。
いったいどうして、なぜなのだろう?
こういった新しめのオフィスビルには休憩所なんて探せばいくらでもある。
でも休憩なんて座れればそれで十分なのでは。という人は多いだろう。
でもそうじゃない。
実際にここに座って一服してみるとわかることがある。
休憩後の満足度が全然ちがうのだ。
室内での入浴と露天での入浴のように、天と地の差ほどちがうのだ。
なぜならば、ここはデザイナーの手が加えられているからだ。
こんな雰囲気を作っている人々を建築デザイナーやインテリアデザイナーと呼ぶらしい。
どうしたら心が安らぐだろう、安心するだろう。
そんな疑問を延々投げかけながら人がリラックスできるデザイン、空間を作っているのだ。
我々の住む町にはどんなところにもデザインが溢れている。
世界は人の仕事で作られているのだと。
今回はその一端をみなさんに知って欲しいと思い記述した。
・・・
ふざけてポエマーみたいに書いてみたけど、
結構きもちわるい。
それでは、また逢う日まで。
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